ラグビーワールドカップ、日本代表は、8日、決勝トーナメント進出をかけてアルゼンチンと対戦。合宿地である宮崎市からも熱いエールが送られました。

(大田愛理リポーター)
「運命の一戦。ベスト8進出がかかるだけに会場には大勢のファンが駆けつけています」

8日夜は、イオンモール宮崎にパブリックビューイングが設けられ、ラグビーファンおよそ400人が集まりました。

日本はともに2勝1敗のアルゼンチンと決勝トーナメント進出をかけて対戦。

試合開始早々、相手に先制トライを許してしまいますが、前半16分、ファカタヴァがキックしたボールを自らキャッチしてトライ。同点に追いつきます。

その後も齋藤)のトライが決まるなど、格上のアルゼンチン相手に1点差で前半を折り返します。

(ファン)
「めっちゃかっこよかった。もっと応援したい」
「大逆転で宮崎の力を見せつけてほしい。がんばれ!」

勝負の後半戦、日本は華麗なパスワークを見せますが、アルゼンチンの固い守りに阻まれなかなかトライを決めることができません。

それでも、レメキの意表を突くロングドロップゴールなどで着実に点を重ねていきます。

9点差で迎えた後半25分、日本の作戦が決まりこの日3つ目のトライ!
さらに、難しい角度から松田のキック。
成功して再び2点差に迫った日本。

しかし終盤、アルゼンチンに突き放され、惜しくも27対39で敗れました。

(ファン)
「もったいなかった。悔しい」
「毎回、毎回、感動する。4年後またベスト8進出をしてもらって優勝目指して頑張ってほしい」

日本代表は、決勝トーナメント進出を逃したものの、ファンに多くの感動を与えました。