宮崎市の宮崎神宮では、五穀豊穣に感謝し、御神田に実った稲を刈り取る抜穂祭が行われました。

宮崎神宮にはおよそ2アールの御神田があり、今年6月に植えられたヒノヒカリが収穫の時期を迎えています。

9日の抜穂祭では、かすり着物姿の刈女が御神田で育った稲を丁寧に刈り取っていきました。

(宮崎神宮 本部雅裕宮司)
「我が国は瑞穂の国と言いまして、稲作を中心に古代から発展してきた国ですから、きょうの実りを神様にささげて感謝の念でいっぱいでございます」

収穫したヒノヒカリは、来月の新嘗祭で供えられることになっています。