市川三郷町の六郷地区で秋の例大祭が開かれ、地元の小中学生による稚児の舞が4年ぶりに奉納されました。
伝統の舞の復活へ子どもたちは41年前の映像で練習を重ねました。

市川三郷町宮原の宮原浅間神社で8日に行われた秋の例大祭、奉納の演舞です。

400年の伝統がある舞が、4年ぶりに復活しました。

披露された稚児の舞と合の舞は、完全無欠で美しいさまを意味する「天衣無縫」を表現し、無駄を省いた静と動の動きを繰り返します。

踊っているのは地元の小中学生たちです。

奉納の演舞に向けた練習の様子です。踊り手は旧六郷町に住む小学3年生から中学2年生までの女子7人です。

4年間の中断で舞を知る子どもがほとんどいなくなったため子どもたちは41年前にUTYで放送した映像で練習に励みました。

舞い手の子どもたちは:
「感動させられる踊りをしたい」
「綺麗でみんなから褒められたい」

例大祭は宮原、岩間、葛籠沢の3地区が持ち回りで執り行い、舞の演者も担当1地区で選出していました。

しかし少子化の影響で踊り手も足りず、今年は3地区合同で開催することにしました。

葛籠沢地区氏子総代長 網倉菊水さん:
浅間神社の氏子全体で稚児の舞を継承させていく、3地区が合同でなんとか稚児を集めようと。

迎えた8日の例大祭当日、境内の神楽殿に舞台が用意され、4年ぶりの奉納の演舞が始まります。

優雅な衣装を身に纏い、稚児が舞い踊ります。

舞を奉納した子どもたちは:
「難しかったけど練習の成果が出せたと思う」
「この踊りはやっていても楽しいので、これからも続いて欲しいと思う」

六郷地区の伝統は来年に引き継がれます。