子どもたちが動物の運動能力に挑戦するユニークなイベントが、沖縄こどもの国で開かれました。

この「大運動会」は動物の運動能力に挑戦することでその生態について知ってもらおうと、沖縄こどもの国が毎年スポーツの日に合わせて開いているものです。

イベントでは、体長の3倍のジャンプ力を誇るヤクシマザルに立ち幅跳びで挑むなど、5種類の動物の特徴に合わせた様々な競技に挑戦できます。

このうちチンパンジーのコーナでは家族連れが握力測定にチャレンジ。

チンパンジーは赤ちゃんでも70キロから80キロ、大人になるとおよそ300キロも握力があるということです。

参加した子どもたちの握力は15キロから17キロぐらいで、チンパンジーの“握る力”に驚愕していました。
チンパンジーの握力に挑戦した子ども
「(赤ちゃんチンパンジーでも70キロ~80キロの握力)へー!すごい。(大人のチンパンジーだと300キロくらい)すごいなと思った。そんなに握力あったんだねって」

参加者は動物の驚異的な身体能力の高さを感じながら、生態への理解と関心を深めた様子でした。