災害のときに自分や周りの人を助けられる方法を学んでもらおうという防災学習が6日、山口市の小学校で行われました。
防災について学んだのは、小郡小学校の4年生71人です。東日本大震災の発生直後にボランティアで現地に入った日本赤十字社の救護員が体験を話し、災害の恐ろしさや備えの大切さを伝えました。
クロル舞アナウンサー
「体育館では避難所を体験します。高齢者が来たときにどんなふうに助けられるか、児童たちは自分たちで考えて行動しています」
高齢者のためにイスや毛布を用意するなど、避難所で周りの人を助ける行動を実践しました。ほかにも赤ちゃんを連れている人や外国人など、さまざまな人と避難所生活を送る体験をしました。
4年生の児童
「赤ちゃんを持っている人の保護のしかたも難しかったです」
別の児童
「ラジオを持って行ったり、そういうほしいものをみんなで考えて持って行きました」
この防災学習は日本赤十字社の県支部が、子どもたちに自分や周りの人を助ける方法を身につけてほしいと初めて開催しました。
日本赤十字社県支部事業推進課 清水賢一課長
「備えの大事さ、そういったものを知ってもらうこととして、そのことが自分の命を助けることにつながるんだよっていうことを知ってもらいたい」
児童は防災を「自分ごと」として捉え、より身近に感じた様子でした。














