7日からの3連休の長野県内は、初日の7日は行楽日和に恵まれるものの、最終日の9日は1日を通して雨が降りやすい天気になりそうです。
一方、秋の登山シーズンを迎えている北アルプスなどの山岳は、真冬並みの厳しい寒さに見舞われる見込みで、十分な装備と慎重な行動が必要となりそうです。


長野地方気象台によりますと、3連休初日の7日は北部の一部で朝方雨が降るものの全般に晴れて、行楽日和となりそうです。

8日は南から湿った空気が入り込む影響で、早ければ昼頃から雨が降り出しそうです。

また連休最終日の9日は、本州の南岸の低気圧が東へ進むことで、天気は下り坂となり、朝から雨の一日となりそうです。

一方、多くの登山客が見込まれる北アルプスなどの山岳は、6日の日中も氷点下となっていて、7日の朝まで雪が降り続く見込みです。

7日も標高3000メートル付近では、終日氷点下の気温となるほか、15~20メートルの強い風が吹く見込みです。

8日は、西高東低の気圧配置が緩んでくるものの、南から湿った空気が入ることから、午後から雨が降り出しそうです。

9日も8日から引き続き終日雨となりそうです。

また、8日9日とも最高気温が10度以下の真冬並みの寒さとなりそうです。

先週までの山の気候とは一変していて、冬山登山に対応できる十分な装備が必要となるほか、最新の気象情報に留意しながら、慎重な行動が必要となりそうです。