山梨県高校総体、陸上競技の給水エリアでアルコール消毒液が提供された問題で21日夜、検証委員会が開かれました。
この問題は6月7日に行われた県高校総体の陸上競技の5000m競歩の決勝で、給水エリアに置かれたコップにアルコール消毒液が入っていたものです。
これを飲んだ選手1人が途中棄権しています。

県教委は原因究明と再発防止に向け21日夜、2回目の委員会を開きました。
この中で、県教委から今年度、総体以前に小瀬の競技場で開かれた大会で給水が行われた大会はなかったと報告されました。
そして、いつ消毒液がペットボトルに移し替えられたのか確認するため、さらに遡って給水の有無を調べるよう求めました。
検証委員会では、再発防止策を含めた報告書を7月中に県教委に提出することにしています。