酒づくりのはじまりを告げる「蔵入り神事」が6日朝、大分県九重町の酒造会社で行われました。
九重町の八鹿酒造で行われた「蔵入り神事」では杜氏や蔵人15人が1年の酒づくりの安全と良質な酒の完成を祈願しました。
会社は今年新しい冷蔵の貯蔵庫を導入。年間を通して商品を低温で管理できるようになり、にごり酒などを夏場にも出荷できるようになりました。
(八鹿酒造・麻生益直社長)「寒さとともに酒づくりが始まるという身の引き締まる思いであります。おいしい酒ができるよう願いながら皆で頑張っていきたいと思います」
八鹿酒造では「コロナ禍が明けて需要が戻る中、スパークリングなど新しい飲み方をより一層提案していきたい」としています。