来年秋に開催される第30回UBEビエンナーレ・現代日本彫刻展の応募作品の模型の展示会が開かれています。

山口県宇部市のときわ湖水ホールで開かれている応募作品展には、実物の10分の1スケールの模型が展示されています。会場には、実際に作品を制作する実物製作指定作品15点を含む入賞作品30点など、世界28の国から応募された183点が並んでいます。石やコンクリート、金属などいろいろな素材の質感を生かす工夫がされたものやモチーフに生活に身近なもの、生命力を感じさせるものを選んだものなどさまざまです。自国の政治的な課題をコンセプトにしたメッセージ性の高いものもあります。

宇部市文化振興課 佐藤麻由学芸員
「こちらの会場で世界中のいろんな状況が見て取れるような作品だったり、日本の作家さんの現在作っていらっしゃるいろんな種類の作品を見ていただけるのがおもしろいところかなと感じています」

応募作品展は10月22日までで、観覧無料となっています。第30回UBEビエンナーレは来年10月27日からUBEビエンナーレ彫刻の丘で始まります。