戦後、大分県別府市に置かれた米軍の駐屯地「キャンプ・チッカマウガ」の歴史を伝えていこうと、当時の様子を再現した3D映像が公開されています。
「キャンプ・チッカマウガ」は終戦後の1946年、別府市内の広大なエリアに作られた米軍の駐屯地でおよそ11年にわたり存在しました。この歴史を後世へ伝えようと、日出町の高野壽穂さんは現存する数少ない資料をもとに様々な建物や配置を3D映像で再現しました。現在、別府市のフリースペースでは高野さんが制作した解説動画やパネルが展示され、訪れた人が当時の様子に思いをはせていました。
(高野壽穂さん)「若い方々にも、こういう米軍に占領されていた時代があったということを知ってもらいたい」
この展示は別府市のやよい天狗通り商店街にあるフリースペース「ヨイヤ」で、7日まで開かれています。