昨年度、富山県内の学校で不登校となった児童生徒の数といじめの認知件数がともに過去最多を更新したことが文部科学省のまとめでわかりました。
昨年度、富山県内の小中・高等学校で年間30日以上欠席した不登校の児童・生徒の数はあわせて2675人と前の年度から419人増加し7年連続で過去最多を更新しました。

県教育委員会は新型コロナの影響で学校行事などが制限されるなか交友関係を築きにくかったことなどが影響したとみています。

一方、いじめの認知件数は1963件で2019年度以来、3年ぶりに過去最多となりました。

富山県教育員会では、いじめに対して早期に対応するため各学校に子どもたちの小さなサインを見逃さないよう呼びかけていてこれを認知件数が増えた要因の一つにあげています。
