ウクライナに支援する西側諸国の弾薬不足が懸念される中、アメリカ軍は、イランから押収した弾薬110万発をウクライナに引き渡したと明らかにしました。

アメリカ中央軍は3日、去年12月に無国籍の船から押収した弾薬110万発をウクライナに対して引き渡したと発表しました。

この弾薬は「国連安保理決議に違反して、イラン革命防衛隊からイエメンのシーア派武装組織フーシ派に向けて送られる途中だった」としていて、手続きを経て今年7月にアメリカが所有権を取得したということです。

アメリカ議会でウクライナ支援の追加予算の成立が見通せない中、支援予算を使わずに反転攻勢を後押しする形です。

NATO=北大西洋条約機構のバウアー軍事委員長は3日、ウクライナを支援する西側諸国の弾薬の備蓄について、「たるの底が見えている」と懸念を示しています。