4日午前、JR東日本管内の広い範囲にわたって停電が発生し、その影響で東北新幹線・上越新幹線・北陸新幹線がそれぞれ上下線で運転を見合わせました。
午前9時59分頃に運転を再開しましたが、『東北新幹線』では30分程度、『上越新幹線』では20分程度、『北陸新幹線』では15~20分程度それぞれ遅れが発生し、『秋田新幹線』でも下り線の一部列車に遅れが出ているということです。
JR東日本によりますと、停電が発生したのは東北新幹線の「東京~いわて沼宮内」駅の区間で、上越新幹線と北陸新幹線でも「大宮~熊谷駅」間で同時に停電が発生しましたが、同時に2つの区間で停電したのは初めてのことだということです。
この影響で、東北新幹線では東京~新青森間の上下線で、上越新幹線と北陸新幹線では大宮~高崎間の上下線でそれぞれ運転を一時見合わせました。
地震計が大きな揺れを感知したために電気が止まってしまったのが直接の原因だということですが、JR東日本では地震計の誤作動とみており、今後詳しい調査を進めるとしています。