今年のノーベル物理学賞が発表され、「アト秒」と呼ばれるきわめて短い時間における物理現象を研究するスウェーデンの大学教授ら3人が選ばれました。
スウェーデン王立科学アカデミーは日本時間午後7時ごろ、今年のノーベル物理学賞を▼スウェーデン・ルンド大学のアンヌ・ルイリエ教授、▼アメリカ・オハイオ州立大学のピエール・アゴスティニ名誉教授、▼ドイツ・マックスプランク研究所のフェレンツ・クラウス氏の3人に授与すると発表しました。
3人は1秒の「10のマイナス18乗」倍というきわめて短い時間に、電子がどのようにふるまうかを調べる「アト秒物理学」の研究で知られ、そのために使われるレーザーの開発にそれぞれ貢献したことが評価されました。
選考委員会は3人の研究が「電子によって支配された物理のメカニズムについて、理解する機会を与えた」と評価。こうした研究は医療など様々な分野への応用が期待されているということで、「次のステップはそれらを活用すること」と述べています。
発表後、会見に電話で参加したルイリエ氏は「(ノーベル物理学賞の)女性の受賞者は決して多くはない。とても感動している」と喜びを語りました。
あす4日は化学賞が発表されます。
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