■第19回アジア競技大会中国 杭州(2日、大会9日目)

陸上の女子走幅跳決勝は日本記録保持者の秦澄美鈴(27、シバタ工業)が、6m48で4位。2016年ドーハ大会の池田久美子以来、日本勢4大会ぶりのメダルとはならなかった。

出場15人中15番目の試技となった秦。左胸の日の丸を右手でポンポンと軽く叩き、大きく息を吐いた。1回目は6m中盤付近への跳躍も、ファウル。2回目は6m35と記録を残し、3回目は6m42、4回目と5回目は6m48と、記録を伸ばした。

4位で迎えた最終跳躍はつま先が出てしまいファウル。2月のアジア室内を制し、今年7月のアジア選手権の最終跳躍では6m97をマーク。17年ぶりに日本記録を更新し、今大会も金メダル候補にあがっていたが、メダルまでは2㎝届かなかった。

【女子走幅跳】
金 熊 詩麒(中国)6m73 ※自己ベスト
銀 A.ソジャンエダッピリ(インド)6m63 ※自己ベスト
銅 ユ ガキン(香港)6m50 ※自己ベスト
4位 秦澄美鈴(日本)6m48