■第19回アジア競技大会中国 杭州(2日、大会9日目)

陸上の女子棒高跳決勝に出場した諸田実咲(24、アットホーム)が4m48で銀メダルを獲得。2014年仁川大会の我孫子智美(銀メダル)以来のメダルとなった。

今年4月の競技会で2012年に我孫子智美さんが記録した4m40の日本記録を11年ぶりに更新する4m41をマーク。6月に行われた日本選手権では4m20で2年ぶり2度目の優勝を果たした。その時のインタビューでは「(アジア選手権とアジア大会は)記録と順位を狙っていきたい」と語っていた諸田。アジア選手権では4位とメダルに届かなかったが、アジア大会では跳び始めの3m80を1回でクリアした。

これでリズムをつかむと4m、4m10も1回でクリア。4人に絞られた4m20も1回でクリアすると4m30、4m40も1回でクリアし、メダルが確定した。

そして、バーの高さは4m48。自身がマークした日本記録よりも7㎝高い。ここも諸田は1回でクリアし、日本記録を更新した。その後、4m53に挑戦するもクリアはならず。諸田は2014年仁川大会の我孫子智美以来の銀メダルを獲得した。

【女子棒高跳結果】
金 李 玲(中国) 4m63
銀 諸田実咲 4m48(日本新記録)
銅 牛 春格(中国) 4m30