■FIVB パリ五輪予選/ワールドカップバレー2023(1日、国立代々木競技場 第一体育館)
パリ五輪出場をかけたバレーボールのワールドカップ第2戦で、男子日本代表(世界ランク5位)はエジプト(同19位)と対戦。2戦続けてフルセットの接戦となったが、セットカウント2ー3で痛恨の逆転負けを喫し、これで1勝1敗とした。(25-14、25‐10、23‐25、23‐25、13‐15)。
大会は3か国(日本、中国、ブラジル)に分かれて行われ、プールBには日本を含む8チームが出場。総当たり戦を行い上位2チームが五輪出場権を獲得する。
スタメンは初戦と同じく主将の石川祐希(27)、山内晶大(29)、小野寺太志(27)、西田有志(23)、髙橋藍(22)、関田誠大(29)、リベロには山本智大(28)が起用された。
西田の強烈スパイクでこの日最初のポイントを奪うと、前日チーム最多得点の髙橋藍もバックアタックを決める。エジプトの高いブロックなどで拮抗した展開となるが、石川のフェイントなど多彩な攻撃で相手を翻弄、10-7とリードすると相手は最初のタイムアウト。その後も相手に流れを譲らず、25-14で危なげなくセットを先取した。
第2セットはキャプテンの石川が本領発揮。強烈なバックアタックを決めると、中盤2本のサービスエースでリードを広げ、エジプトはタイムアウト。髙橋藍も要所でスパイクを決めるなど、完全に主導権を握る。このセットは山内もサービスエースを奪うなど、ブレイクを重ねる。さらに西田のサーブから石川のトスで西田がバックアタックを決める場面も。最後はブロックでセットポイントを奪い、25-10で連取し勝利に王手。
第3セットはエジプトも粘りをみせ2-4とリードを許す。以降は互いに好レシーブを連発し、サイドアウトの応酬が続くも先にブレイクを許し、4連続失点で8-13。さらにエジプトのサーブに崩されて苦戦が続き、点差が縮まらず。だが石川がライトからのスパイクを決めて流れが変わると、最大5点ビハインドから1点差に迫った。終盤西田のサービスエースで22-23としたが、先にセットポイントを奪われ、白熱したラリーを繰り広げるもこのセットは23-25で落としてしまう。
第4セットは勢いに乗ってきたエジプトの17番R.ハイカルの高さのある攻撃に苦戦。サーブミスから厳しいマークにあう石川がブロックされるなど、4連続失点で6-9とされる。さらに点差を5点に広げられるが、セッター関田に代わり山本龍(23)が投入されると、西田が連続得点を奪うなど息を吹き返す。石川のスパイクも徐々に決まるようになったが逆転できず2セット連取され、最終第5セットへ。
第5セットは序盤で連続得点を許した日本は追う展開となる。会場の「ニッポン」コールに後押しされたい日本は髙橋藍のサービスエースなどで、なんとか食らいつく。先にエジプトに8点を奪われたが9-9で西田が好レシーブを見せ、ついに逆転10-9とした。しかし終盤に3連続失点でマッチポイントを奪われ、さらにタッチネットでセットカウント2‐3で敗れた。
試合後、髙橋藍は「3セット目以降、競った場面でのミスが出て、最後勝ち切る事ができなかったところが今の日本の甘い部分。五輪の切符を取る難しさを改めて感じているが、それは当たり前の事で、切り替えて残りの試合全部勝つしかない」と敗戦を振り返った。
プールBには日本の他にアメリカ(2位)、スロベニア(6位)、セルビア(9位)、トルコ(14位)、チュニジア(18位)、エジプト(19位)、フィンランド(29位)。
日本は次戦、3日に、世界ランキング18位のチュニジアと対戦する。
※世界ランキングは試合前時点
【日本の得点(上位)】
石川 24得点
西田 24得点
高橋藍 16得点
【プールB 順位表】
1位 アメリカ 2勝0敗 勝点6
2位 スロベニア 2勝0敗 勝点6
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3位 セルビア 1勝1敗 勝点3
4位 日本 1勝1敗 勝点3
5位 トルコ 1勝1敗 勝点3
6位 エジプト 1勝1敗 勝点2
7位 フィンランド 0勝2敗 勝点1
8位 チュニジア 0勝2敗 勝点0














