貴重な地質遺産を保全し研究・教育などに生かすジオパークについて、認定を目指していた「蔵王」は、情報発信の向上が必要などの理由から認定保留となりました。

これは、認定審査を行った日本ジオパーク委員会が29日発表したものです。蔵王町では、蔵王火山を核とした地質遺産や自然資源、文化を活用した「蔵王ジオパーク構想」を推進し今年4月に認定申請をしました。8月の現地調査では溶岩でできた大地や高山植物の保護の取り組みなどをアピールしましたが、日本ジオパーク委員会は「現地での情報発信の向上が必要」などとして認定を保留としました。ロゴマークの作成や情報発信拠点の整備などが求められていて、今後2年以内に改善点が確認されれば認定されるということです。蔵王町は「残念に思うところはあるが課題が明確になったので認定に向けて取り組みたい」と説明しています。