■プロ野球 DeNA5ー3阪神 (29日 横浜スタジアム)

DeNAが阪神に勝利し、巨人の2年連続の4位が確定した。2007年から始まったCS(クライマックス・シリーズ)に巨人が2年連続で出場できないのは初。巨人の2年連続Bクラスは05(堀内恒夫監督)、06年(原辰徳監督)に次いで史上2度目で同一監督でのBクラスは史上初の屈辱となった。

3位・DeNAは、この日の勝利で72勝65敗3分となり残る3試合でDeNAが全敗、4位・巨人が68勝69敗2分で残る4試合に全勝しても勝率でDeNAが上回るため巨人の4位が決まった。巨人のBクラスは1リーグ時代を含め通算11度目。

今季の巨人は中日との開幕戦を球団史上初となる新外国人投手ビーディ(30)が務める。しかし、9回に救援陣が崩れ逆転負け。2戦目以降は3連勝するも打線では坂本勇人(34)が開幕から22打席連続無安打と不調に陥り4月は借金3で終えた。

5月以降は戸郷翔征(23)、山﨑伊織(24)の両先発に守護神・大勢(24)らの若手投手陣が奮闘、坂本の復調とともに5月に5連勝、6月には6連勝と貯金を最多5まで増やし交流戦も11勝7敗の3位で切り抜ける。

交流戦直後の6月23日・広島戦(マツダ)で坂本が右太もも肉離れで離脱、大勢も右上肢コンディション不良で登録抹消。投打の主軸を欠きながらも7月は10勝10敗1分で乗り切り貯金2で終える。

しかし雌雄を決する8月上旬の6試合は広島3連戦で負け越し、続く阪神3連戦(東京ドーム)で3連敗し借金生活に転落。8月は主将・岡本和真(27)が本塁打12、打点25と気を吐き、坂本も復帰し本来の打撃を見せるが投打が噛み合うことなく負け越した。

9月には坂本をプロ初のサードにコンバートし勝負を掛ける。だがチーム打率.253、チーム本塁打163とともにリーグ1位の攻撃力は勝負どころで発揮できず、防御率3.81とリーグワーストの救援陣が踏ん張り切れない場面も目立った。8月以降は3連勝以上の大型連勝がなく2年連続の4位に沈むことが決まった。(成績は9月28日現在)

≪巨人のBクラス 50年2リーグ制以降≫
シーズン・順位・勝敗・監督

62年 4位 67勝63敗4分  川上哲治 
75年 6位 47勝76敗7分  長嶋茂雄
79年 5位 58勝62敗10分 長嶋茂雄
91年 4位 66勝64敗   藤田元司
97年 4位 63勝72敗   長嶋茂雄
05年 5位 62勝80敗4分  堀内恒夫
06年 4位 65勝79敗2分  原辰徳
17年 4位 72勝68敗3分  高橋由伸
22年 4位 68勝72敗3分  原辰徳
23年 4位 68勝69敗2分(残り4試合) 原辰徳

*1リーグ制 47年 5位 56勝59敗4分 中島治康・三原修