この夏の猛暑と渇水による農作物の被害で生産者の減収が懸念される中、新潟市の中原市長は支援について「今後の状況を見たい」と話しました。

新潟市は9月28日に猛暑と渇水による被害状況を公表しました。
北区で11ヘクタールの稲が枯れる被害や野菜と果樹の品質低下、採卵鶏が485羽死ぬなどの被害が出ています。

新潟市は、生産者が高温や渇水対策設備を購入する際の支援を行っていますが、減収に対する支援を問われた中原市長は…

【新潟市 中原八一市長】
「(支援を求める)要望は来ていないということです。今後、作柄の状況などを見て、新潟市としてできることについて検討していきたい」

一方で、70ヘクタールの稲などが被害を受けている上越市は、金融機関で借入れを受ける生産者に対し、融資後2年間の利子や保証料を補助すると発表しました。10月2日に受け付けを始めます。