フランスで行われているラグビーワールドカップ。世界ランク12位の日本代表は29日、世界ランク13位のサモア代表を28対22で破り、1次リーグ3試合を終えて2勝1敗としました。日本はサモアと順位が入れ替わり1次リーグD組の暫定2位となり、2大会連続の決勝トーナメント進出に前進です。新潟市秋葉区出身の稲垣啓太選手(33)は3試合連続の先発出場を果たしました。
試合は、日本が前半13分に左サイドからの攻撃でピーター・ラブスカフニのトライで先制。その後は互いにペナルティーゴールで得点を加えると、前半31分にはリーチ・マイケルが今大会2トライ目で17対3とリードを広げます。
前半終了直前、モールからサモアにトライを許して、17対8で折り返します。
後半、最初のトライは日本。ラインアウトからモールで押し込むと、最後はキャプテン・姫野和樹が決めました。これで22対8。この後は終盤にかけてサモアに2つのトライを許すものの、粘りの守備でピンチを防ぎ、リードを守り切りました。
試合は28対22で日本が勝利。決勝トーナメント進出へ前進しました。
次の試合は10月8日(日)アルゼンチンと対戦します。日本はアルゼンチンに勝てば、自力での決勝トーナメント進出が決まります。
なお、新潟市秋葉区出身の稲垣啓太(33)は3試合連続で先発出場し、勝利に貢献しました。