新潟大学農学部が開発した暑さに強いコシヒカリの新品種「NU1号」の新しい名前が「新大コシヒカリ」となりました。

「新名称は新大コシヒカリです」

「新大コシヒカリ」と名づけられた「NU1号」は新潟大学の三ツ井敏明教授が中心となって、およそ20年かけて開発されたコシヒカリの新品種です。この名前は、一般公募で集まった2506件の中から決まりました。

「新大コシヒカリ」は従来のコシヒカリと同じ食味で、より暑さに強いことが特徴です。

【新潟大 農学部 三ツ井敏明教授】
「食べていただければわかるぐらいの食味。一度食べていただいて…」

この夏の猛暑や水不足の中でも、収量は去年より1割程度多かったということで、品質は11月末ごろに発表するということです。

一方、新潟県小千谷市では、魚沼地域のJA関係者らが「魚沼産コシヒカリ」の新米の試食会を開催しました。

今年は高温障害により粒が白く濁るなどして、1等米は8.7%にとどまり、2等米が56.4%を占めていますが、2等米・3等米をブレンドしたものも食味は1等米と変わらないとPRしていました。