萩生田経済産業大臣が山梨県内の水素の生産拠点や産業用ロボットの製造工場などを視察しました。脱炭素化で注目される水素エネルギーには国のサポートを強化する意向を示しました。

萩生田大臣は6月20日の午前、産業用ロボットなどを手掛ける忍野村のファナックの工場を訪れました。
こちらではIoTやAIなどの最新技術を用いて「ロボットがロボットを作る」といった自動化や効率化への取り組みを視察しました。

午後からは甲府市の米倉山発電所を訪れ、製造過程で二酸化炭素を排出しない水素を作りエネルギーとして活用する技術について担当者から説明を受けました。

萩生田光一 経済産業大臣:
ロシアによるウクライナ侵略によってエネルギーを取り巻く安全保障環境が変わってきた(水素を)大量に製造できる装置を作っていかないとコストを下げることができないので国としてしっかりサポートしていきたい。

萩生田大臣はこのように述べ水素エネルギー事業の支援体制の強化と実用化への期待感を示しました。