俳優の船越英一郎さんが63歳で初舞台、初主演となる明治座創業150周年記念舞台「赤ひげ」の製作発表に出席しました。
山本周五郎の傑作小説「赤ひげ診療譚」の舞台化となる本作は、江戸時代の小石川養生所を舞台に、無骨で謎めいた医師「赤ひげ」と青年医師、そして、貧しい患者や市井の人たちとの魂の交流を描いた作品。
昨年、芸歴40年を迎えた船越さんは“63歳で恥ずかしながら初舞台、初座長です。しかも、明治座150周年の記念舞台と重責を担っています”と話し、“初の舞台に無謀にも挑み、懸命にあがき、もがき、のたうち回る姿を皆さんにほほえましく楽しんでいただいて「63歳でもあんなに頑張れるんだ」とか、「63歳の若造が頑張っているんだから、ワシらも頑張らないと」とか、いろんなみなさんの小さな勇気につながれば、役者冥利に尽きるかなと思っております”と、意気込みを語りました。
また、船越さんは今の心境を“すべてが不安でございます。今でも、みなさんの前に立つとズボンのすそがパタパタと揺れるくらい、緊張するんです”と明かし、会場を笑わせました。
製作発表には、新木宏典さん、崎山つばささん、猪野広樹さん、高橋健介さん、河相我聞さん、菅井友香さん、山村紅葉さんが登壇。
■明治座創業150周年『赤ひげ』
東京公演・明治座:10月28日~11月12日
大阪公演・新歌舞伎座:12月14日〜12月16日
【担当:芸能情報ステーション】














