きのう(25日)、香川県高松市の「ことでん」の高架の壁から重さ3キロ以上のコンクリート片が落下したことを受け、けさ(26日)から緊急点検が行われています。

点検が行われているのは高松市三条町のことでん琴平線の高架の壁で、専門家がハンマーでたたき空洞の有無などを調べています。


きのう(25日)、この壁の一部が崩れ、重さ3キロ以上のコンクリート片が3.7メートル下の道路わきに落下したことから緊急で行っているものです。

ことでんでは遮断機が作動しないなどのトラブルが相次いで発生していて安全管理の在り方が問われています。

(高松琴平電気鉄道 工務部 多田賢二部長)「信頼を回復すべきタイミングでこういった事象が発生したということをもう一度社内で共有しまして、お客様に安心してご利用いただけるように全力をつくしてまいります」

ことでんではきょう(26日)中に落下現場の周辺の壁、約220メートルを点検するとともに原因調査を進めることにしています。