「カスタマーハラスメント」の対処マニュアルを全国の都道府県警で初めて策定した福岡県警は、これまで3か月間で、70件のカスハラがあったと発表しました。
◆カスハラにあたる行為
福岡県警が策定した対処マニュアルでは、カスハラにあたる行為を4つに分類しています。
1)執拗に同じ申し出や要求を繰り返す「反復・時間的拘束型」
2)大声を出したりセクハラ行為をする「暴言・威嚇・脅迫型」
3)優位な立場を利用して特別扱いを求める「権威型」
4)嫌がらせ目的で撮影した動画や、職員の氏名などをインターネットで公表する「誹謗中傷型」
◆逮捕したケースも
福岡県警によると、今年5月15日~8月14日までの間に、県警が「カスハラ」と判断した事案は70件で、このうち2件は逮捕しています。
◆福岡県警がカスハラと判断した事案の内訳
反復・時間的拘束型 42件(60・0%)
暴言・威嚇・脅迫型 26件(37・1%)
権威型 2件(2・9%)
◆「国家の犬」1時間怒鳴る
電話によるカスハラが50件と7割以上を占めました。
警察署に「道路の路側帯の草や泥を何とかしろ」などと45分間にわたって電話をかけてきた事案や、警察署を訪れ「国家の犬が」「1対1でタイマンしようや」など1時間にわたって大声で怒鳴る事案などがあったということです。
福岡県警は、「運用を開始したことによってカスハラ事案は減ってきているのではないか」と話しています。
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