目の不自由な人たちと一緒にランニングする伴走者を対象にした講習会が、24日、宮崎県宮崎市で開かれました。

この講習会は、宮崎市スポーツ協会が、マラソン大会などで視覚障害者と一緒に走る伴走者を育成しようと開いたもので、視覚障害者や初心者の伴走者あわせて22人が参加しました。

会場では、宮崎伴走者協会の会員が講師を務め、視覚障害者に道路の状況を詳細に伝えることや、ランナーの体調をこまめに確認することなど、伴走のポイントを指導しました。

(伴走初心者)「初めての参加になります、障害物がある所とかを(視覚障害者に)どうやって教えるっていうのが難しいなと非常に思いました」「自分だけじゃなくて走る方がいらっしゃってそれをサポートするっていうのは新鮮だなというのと自分も頑張りたいなって思えるような気持ちになりました」

市スポーツ協会では、今後もこうした講習会を開き、伴走者を増やしていきたいとしています。