新潟市の水族館『マリンピア日本海』に新たな仲間が加わりました。

【キャスターリポート】
「ペンギンを乗せたトラックがやってきました!東京から6時間以上…。ようこそ!新潟へ!!」

到着したのは、東京都江戸川区の葛西臨海水族園からやってた、オス9羽・メス11羽の『フンボルトペンギン』です。

「おー元気です!長旅の疲れは大丈夫なよう…」

葛西臨海水族園のペンギンエリアでは来年から補修工事が行われるということで、4種のペンギンたちは9月から順次、新潟以外にも大阪や静岡など全国の水族館などへ期間限定のお引越をすることになりました。

いよいよ、およそ100羽の新たな仲間が待つ「ペンギン海岸」へ…。
「ここはどこだ…?」とキョロキョロしている様子でしたが、一緒に泳げばもう仲間!とばかり、あっという間に新しい環境へ溶け込んでいるように見えました。

気になるのは、冬の気候の違いでしょうか。

【マリンピア日本海 ペンギン担当 榊原陽子さん】
「まずこの秋を過ごして、少しずつ慣れてから冬を過ごしてほしい」

ちなみに、東京と新潟のペンギンの見分け方は“腕輪”を見るとカンタンです。

これからの約1年間新潟での生活を楽しむ東京から来たペンギンは片腕に「2本」、マリンピア日本海に元からいるペンギンは「1本」とのことです。

絶滅の恐れのある鳥類とされる『フンボルトペンギン』を、ぜひこの機会にご覧になってみてはいかがでしょうか?