子供の成長を願って、歴史の一場面を切り取った人形などを飾ります。仁尾八朔人形(におはっさくにんぎょう)まつりが三豊市で始まりました。

扇の的をねらう那須の与一。歴史の一場面を切り取った人形などが古い町並みに並ぶ、仁尾八朔人形まつりです。旧歴の8月1日、八朔の日に、子どもの成長を願って行われる伝統行事です。

400年以上前の3月3日、仁尾の城が攻め落とされたことから、桃の節句は祝わずに、この日に合わせてひな人形を飾るのも仁尾ならではです。

「歴史をずっと後世に伝えていくのは、守っていくということで素晴らしいことだ」

仁尾ならではの男の子と女の子の成長をあわせて願う節句、仁尾八朔人形まつりは24日まで開かれています。