高校生らが筆に思いを込めて世界平和を祈ります。21日、国連が定める「世界国際平和デー」に合わせて新潟市中央区で奉納イベントが開催されました。

大きな白紙に力強く筆をおろす高校生。

21日に新潟市中央区の護国神社で行われたのは「世界国際平和デー」に合わせて毎年行われている奉納揮毫(ほうのうきごう)です。

書家2人と新潟第一高校の書道部11人が筆をとり世界平和の祈りを文字に込めます。

幅2メートル、長さ10メートルの紙に新潟第一高校の書道部が書き上げたのは「安穏無事」の4文字。「世界中の人たちが平和で穏やかな日々が続きますように」という思いが込められています。

【新潟第一高校書道部 福井芭菜(ふくい はな)部長(16)】「本当に世界の人たちにこの思いが少しでも伝わればいいなと思いながら書かせていただきました」

21日は全国48の護国神社と広島平和記念公園などでも平和を祈るイベントが行われたということです。