沖縄伝統の食文化に親しんでもらおうと、琉球漆器に盛りつけられた「琉球料理」が那覇市の学校給食に登場しました。
県内の学校給食では、「琉球料理の日」や「食育の日」などに合わせ、琉球料理を献立に取り入れています。
このうち、去年開校した県立那覇みらい支援学校では、21日の「琉球料理の日」に合わせ、祝い献立として、琉球漆器に盛り付けたかんぴょうイリチー、柔らかいホキを使った魚てんぷら、アーサと冬瓜のすまし汁が給食に出されました。

津波綾乃栄養教諭
「かんぴょう知ってる?これ干されたやつね」「これを戻して煮たのがかんぴょうイリチーになります。きょうは王様が使っていた琉球漆器も使って王様の気分なって食べましょうね!」
「美味しい給食いただきます」
この日は半嶺満教育長も視察に訪れ、子どもたちと一緒に伝統の琉球料理を味わっていました。
5年生の女子児童
「おいしい」
津波綾乃栄養教諭
「子どもたちにもこういう歴史があって、こういう食器を使って昔の人は食べていたんだなというのも学んでほしい」