香川県オリジナルのうどん用の小麦、「さぬきの夢」の新品種のテスト製粉が行われました。

製粉が行われたのは、「さぬきの夢」の新品種、「香育33号」です。

観音寺市粟井町の製粉会社で約25トンが5時間かけて製粉されました。

「香育33号」は、去年秋、「さぬきの夢」の新品種となることが決まり、はじめて5ヘクタールの畑で大規模な試作が行われました。

「香育33号」は粒が大きく、現在の「さぬきの夢2009」よりうどんにするとコシが強く、製麺性も向上しているということです。

(ホーコク製粉 尭天啓行社長)「従来のものよりも、さらさらっとしていて、非常にいいんじゃないかなというふうに考えております。我々製粉メーカーから見ますとね」

(さぬきの夢推進協議会 尾崎英司会長)「うどん店にですね、多くつかっていただけるんではないかと期待しておりますので、早期の実用化に向けて取り組んでいきたいと思っております」

11月には高松市でうどんの試食会なども開かれる新品種。切り替えは、2025年産から順次行われる予定です。