電話応対の技術を競うコンクールが新潟市で開かれ、出場者は日ごろ磨いてきたスキルを披露しました。
【記者リポート】「『この電話口の方、スムーズだな伝わりやすいな』と思えると、ありがたいですよね。そのスキルとハートを競い、緊張感が漂います」
【出場者】「先日ご注文いただきました商品の内容につきまして、ご連絡させていただきましたが、お電話よろしいでしょうか?ありがとうございます」

電話応対の技術と心構えを向上させようと行われているこのコンクール。出場者が一堂に会して県大会が開催されるのはウイルス禍の影響で4年ぶりです。

20日は、地区大会を勝ち抜いた25人が出場。出場者の職場は、ホテル、建設、運送会社など様々です。

【出場者 高橋学さん】「お話している相手の方とのやり取りの間が、自分の練習とは違ったりした時があるので、そういった点では、やっぱり練習と本番、実際にお電話を受けている時は違うなと感じてます」

競技では本題に入るまでの第一印象や、言葉遣い、話の間(ま)、スピード、抑揚に加え、聞き取る力や情報提供力などが評価の対象になり、出場者は、自然な話し方を精一杯パフォーマンスしていました。

優勝した頚城建工の大槻史恵さんは、来月20日に札幌市で開かれる全国大会に出場します。
