青森県八戸市の弁当製造会社の駅弁を食べ、体調不良などを訴えている人が全国で相次いでいる問題で商品を販売していた大手スーパーなどに影響が広がっています。


青森県八戸市の弁当製造会社「吉田屋」の駅弁を食べ、全国から体調不良や商品の異常を訴える人が相次いでいて、19日午前の時点で全国40自治体の約100人にのぼっています。

「吉田屋」は19日の時点で「心よりお詫び申し上げます」とコメントしています。また20日午前のATVの電話取材に対して吉田広城社長は「これ以上の拡大しないのを祈る」とコメントしました。


今回の件を受けて首都圏でスーパーを展開する「ヤオコー」や広島県が本社のスーパーチェーン「イズミ」は、商品の販売中止と今後の対応をホームページ上で発表しました。対象商品は商社を通じて全国に流通していて、八戸市では全国にまたがる数百人規模の食中毒の可能性もあるとみて調査しています。