アルビレックス新潟から今シーズン途中に、ベルギー1部リーグ「シント=トロイデン」へ移籍した伊藤涼太郎選手が、日本時間の18日に行われたジュピラーリーグ第7節メヘレン戦で、待望の移籍後初ゴールを決めました。
前半33分、日本代表・橋岡大樹選手が加入後初ゴールとなる先制点をシント=トロイデンにもたらします。
そして後半18分。
メへレン戦に先発出場した伊藤涼太郎選手がステウカース選手のパスを受けると、ペナルティーエリア内から冷静にニアサイドに流し込み、移籍後初となる待望のゴールを決めました。
シント=トロイデンは、そのまま日本人選手の2ゴールで2-0と無失点に抑え、5試合ぶりの勝利を掴みました。
試合後、伊藤選手はゴールシーン以外は今年一番の悪い出来と試合を振り返りながらも、「点を取れたということは本当に1つホッとしているところと、チームとしては、もっと自分たちがボールを持つ時間だったり自分たちがぺースを握る時間を
もっと増やさないといけないと思いました」と引き締まった表情で話しました。
次節に向けては「どこが相手であれ、自分たちのサッカー、自分のプレーをするだけですし、きょうゴール決めましたけど、このゴールで満足することなくもっともっとたくさんのゴール、たくさんのチャンス、たくさんのアシストというのを、もっともっとチームのために取れればいいかなと思います」と貪欲に得点に絡む意欲を滲ませました。