自転車と自動車の安全運転を啓発するデザインが施され、新潟県内の高校などに設置されている自動販売機の売り上げが、新潟県交通安全対策連絡協議会に寄付されました。

およそ6万6000円の寄付金は、自動販売機が設置されている県立新潟南高校と長岡市の建築金物メーカー・サカタ製作所から贈られました。

自転車と自動車の安全運転を呼び掛ける自動販売機は、キリンビバレッジと新潟中央ヤクルトが運転マナーの向上を目指して2020年から新潟県警と共同で開発してきたもので、これまでに高校9校と企業3社に設置しています。

【新潟南高校 叶優真 生徒会長】
「南高校では約6割の生徒が自転車通学していますが、ヘルメットを着用している生徒はあまり多くありません。交通事故の危険性について呼び掛ける取り組みを行っていきたいです」

【サカタ製作所 樋山智明 取締役総務部長】
「横断歩道で歩行者が立っていたら止まるというのは、思いやりの心が必要なのかなと思っているので、啓蒙していきたいなと思っています」

この寄付金は、新潟県内の交通安全活動などに役立てられるということです。