フランスで行われている「ラグビーワールドカップ」は1次リーグ2戦目が行われ、日本代表はイングランド代表に12対34で敗れました。新潟市秋葉区出身の稲垣啓太選手(33)は2試合連続の先発出場しました。

“ラグビー発祥の地”イングランドとの対戦は10戦全敗。
それでも、試合は序盤から拮抗した展開に。日本はイングランドの攻撃を粘り強く守り、トライを許しません。
互いにペナルティーゴールで得点を挙げて、3対3で迎えた前半23分。日本は松田力也がこの日2本目のペナルティーゴールを決め、6対3と一時勝ち越します。
しかし3分後、日本は自陣からのラインアウトでミス。こぼれ球を拾われると、イングランドにトライを許します。コンバージョンキックも決められ6対10。
その後はお互いにペナルティーゴール1本ずつを決めて、前半を9対13で折り返します。

後半最初の得点は日本。後半13分に松田力也のこの日4本目のペナルティーゴールで、12対13と1点差に詰め寄ります。
しかし、後半16分。イングランドにボールを回されると、相手のパスが相手選手の頭に当たってボールが前へ。これを拾われてトライを決められます。

その後、なかなかリズム良く前進できない日本。イングランドの波状攻撃は粘り強く守りますが、後半25分と試合終了直前にもトライを許し、12対34で敗れました。
なお稲垣啓太選手は後半10分まで出場しています。

ラグビーの母国から“大金星”とはならなかった日本は、これで1勝1敗。次の試合は29日(金)、サモアと対戦します。