明治安田生命J1リーグは第27節が行われ、アルビレックス新潟はアウェーでガンバ大阪と対戦。U23アジアカップ予選から帰ってきたMF三戸舜介が起死回生の同点ゴールを決め、1対1で引き分けました。
アルビは前半3分、高い位置でボールを奪われると、カウンターからガンバに決定機を作られますが、GK小島亨介のセーブで得点を与えません。
アルビのチャンスは8分、アルビは右サイドのフリーキックからFW長倉幹樹が頭で合わせますが、枠をとらえることができません。
その後、お互いにボールを握りながらチャンスを狙う展開となると、先に決定機を作ったのはガンバでした。27分、FWイッサム ジェバリのパスからMFファン アラーノがシュートを放ちますが、アルビは身体を張った守備で防ぎます。
アルビの決定機は34分、MF高宇洋が中盤から前線のスペースへと飛び出しボールを落とすと、MF小見洋太がミドルシュート。これは左のポストに当たり、得点を奪えません。このまま前半をスコアレスで折り返します。
後半も互いに譲らぬ展開。
最初にチャンスを作ったのはガンバでした。後半16分、クリアのこぼれ球からMFファン アラーノにミドルシュートを狙いますが、GK小島のファインセーブで防ぎます。しかし、その2分後。またもクリアのこぼれ球から、MF食野亮太郎に叩き込まれ先制点を奪われます。
それでもアルビは後半26分、途中出場のMF三戸舜介がミドルシュートで勢いをつけると、38分でした。DF千葉和彦が縦につけたボールを途中出場のMF高木善朗がMF三戸につなぐと、三戸はDFをかわしてシュート!これが決まり同点に追いつきます。
三戸舜介選手
「代表活動で良い感触を残せていたので、その感覚がここに出てくれてよかったなと思います」
試合はこのまま1対1で終了。アウェーで勝ち点1を手にしました。
三戸舜介選手
「(次節は)自分のゴールでチームを勝たせられるように頑張っていきたいと思います」
アルビは7勝9分け11敗。順位は15位のままとなっています。
次節は23日土曜日午後2時から、ホーム・デンカビッグスワンでリーグ17位の横浜FCと対戦します。