「暑さに強いコメ」を目指し新潟大学が開発したコシヒカリの収穫作業が行われました。今年の夏は記録的な猛暑となりましたが収量は多い見込みです。
17日、新潟県刈羽村で行われた『コシヒカリ新潟大学NU1号』の稲刈り。NU1号は新潟大学農学部の三ツ井敏明教授らが「暑さに強いコメ」を目指し開発した品種です。

2020年から刈羽村で実証実験を始め、現在は県内12か所で行っています。去年の実証実験でも従来のコシヒカリよりも高温障害が少ないことが証明されました。今年の夏は記録的な猛暑と雨不足となりましたが…
【三ツ井敏明教授】
「収量的にはいいかなと期待している」
去年よりも1割程収量は多いようです。
【三ツ井敏明教授】
「これからこの暑さとかがまたやってくる可能性は捨てきれないのでそれに対しての対策をやっていかなければいけない」
10月ごろには品質の検査をして、結果を発表する予定です。