明治神宮外苑の再開発をめぐり、東京都の小池知事は樹木の保全について、事業者に対し具体的な見直し案を「速やかに検討し、示してほしい」と述べました。

神宮外苑の再開発は神宮球場などの建て替えとおよそ1900本ある樹木のうち743本を伐採し、新たに800本以上の植樹が計画されていて、東京都が着工を認可しています。

三井不動産や明治神宮などの事業者が解体工事に伴い、今月中にも伐採を始めるとしていますが、東京都は12日、事業者に対し、樹木の保全について具体的な見直し案を提出するよう要請しました。

小池知事は15日の会見で、具体的な見直し案について「速やかに検討し、事業者からお示しいただきたい」と述べました。

事業者の三井不動産は「要請を真摯に受け止める」としています。