稲の色を使い分けて絵を描く田んぼアート。青森県内では田舎館村の作品が毎年、大きな話題を呼んでいます。このほかにも、2023年に注目を集めているのが十和田市の「六日町田んぼアート」です。このアートは2014年から行われていましたが、2023年に初めて地元の小学生がデザインを担当しました。地域の取り組みに携わり子供たちにも大きな発見があったようです。
出来秋を迎え黄金色に輝く稲穂に浮かび上がる田んぼアート。青森県十和田市の「六日町田んぼアート」です。人気のアニメキャラクターを題材にデザインを担当したのは地元の藤坂小学校の児童です。
6年生の児童約30人が1人ずつデザインを考え、古舘纏さんの案が採用されました。
藤坂小学校・古舘纏さん
「とっても嬉しかったです。自分が絵に描いたよりもすごかったので、嬉しかった」
「六日町田んぼアート」が始まったのは2014年です。もともと、この場所は休耕地でしたが、地域保全隊のメンバーとなっている農家が景観をよくしながら名物を作ろうと企画。デザインは毎年一般から公募していました。ただ、2023年は初めて藤坂小学校へ協力を求めることにしました。
六日町・喜多美・野崎保全隊 箕輪展忠代表
「子供たちは土に触ることはありません。農業も理解してもらいたいと、こういう形をとりました。私は120%よかったと思っています」
児童たちはデザインを考えるだけではなく5月に田植えも体験。1アールに5種類の稲を手で植えました。その経験は大きな学びとなっているようです。
児童
「ぬるぬるした」
「最初は嫌な感じがしたけど、あとから気にならなくなった」
「気持ちいい、逆に」
「すごく楽しいし、農家の人の大変さが分かった」
児童たちは田んぼアートへの挑戦を通して地域のことをより真剣に考えるようになりました。
児童は
「みんなでやるともっとコメを食べてみたい気持ちになります」
「周りにも注目されると思うし、大変さが分かってほしい」
藤坂小学校・古舘纏さん
「来年の6年生にもこれよりもっといい田んぼアートを植えて欲しい」
休耕地を活用することから始まった田んぼアートはいま、地域の人と児童の思いが実り力強く輝いています。
六日町田んぼアートは青森県十和田市の中心街から45号線を六戸町方向へ行き、六戸町消防団第5分団から南へ1キロほど入った場所です。稲刈りは10月上旬に行う予定なので、まだしばらく楽しめます。














