観光客が増えすぎ、世界遺産の地位が危ぶまれているイタリア北部のベネチア。先週、ある「対策案」を発表しましたが、果たして「危機遺産」の指定回避となるのでしょうか?
「水の都」ベネチア。潟全体が世界文化遺産に指定されていますが…
地元の住民
「観光客は歓迎しますが、嬉しくはありません。残念ながら私たちにとっては、もう住めない場所です」
年間2500万人とも言われるベネチアの観光客。一方、住民の数は減り、5万人を割り込みました。
ユネスコは「オーバーツーリズム」への対策が不十分などとして、存続が危ぶまれる「危機遺産」への指定を勧告。現在、開かれている世界遺産委員会で審議されることになっています。
ベネチア市は対策として、経済効果が小さい日帰り客の数を抑えるため、入域の「予約」を義務付け「入域料」の支払いを求めることに。14歳以上から5ユーロを徴収する方針で、来年、観光客が特に集中する春と夏のおよそ30日間、試験的に導入する見通しです。
実施の方法は、観光客がピークになる時間と場所を把握し、入域料を求める日を決めるために活用されるこの施設。
記者
「これは携帯電話のSIMカードの情報を使って、どこにどれだけの人がいるかを示すものです」
この時間、最も人が集中していた観光名所のリアルト橋付近にいた住民や観光客の数の内訳などが詳細に把握されています。
ベネチア市 ヴェントゥリーニ観光評議員
「街でチェックされたら(入域)予約のQRコードを見せることになるでしょう」
日帰り客を抑えるための「入域料」。効果はあるのでしょうか?
オーストリアからの観光客
「高くはないですね」
メキシコからの観光客
「嬉しくはないけど、たとえ日帰りでも観光する価値はあるので払いますよ」
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