内閣改造から一夜、岸田総理は新しい内閣が本格始動するにあたって意気込みを語りました。

岸田総理
「『あすはきょうよりも良くなる』と誰もが感じられるような国を目指して政策を進めていきたいと思っています」

きのう、新しい内閣について「変化を力にする内閣」と名付けた岸田総理ですが、けさは総理官邸でこのように訴えました。

内閣府では、自見はなこ地方創生担当大臣や加藤鮎子こども政策担当大臣らが、やや緊張した面持ちで初登庁し、職員たちに拍手で迎えられました。

第2次岸田再改造内閣では、物価高などを受けた経済対策の策定に取り組み、来月中にとりまとめる方針です。

また、トラブルが相次いだマイナンバーをめぐる問題についても、総点検で国民の不安をどこまで払拭できるかが焦点となります。

年末には防衛増税や少子化対策の財源など、国民の負担増につながる議論が控えていて、岸田総理の説明能力とリーダーシップが問われそうです。