岸田総理はきょう、自民党の役員人事と内閣改造を行います。党の選対委員長に小渕優子組織運動本部長をあてるほか、内閣改造では、外務大臣に上川陽子元法務大臣を内定するなど、女性の積極的な起用に踏み切りました。

岸田総理は新しい内閣で、▼外務大臣に上川元法務大臣を起用するほか、▼高市経済安全保障担当大臣の留任を内定しました。

また、▼加藤鮎子衆院議員、▼土屋品子衆院議員、▼自見英子参院議員をそれぞれ初入閣させることを内定しました。

女性閣僚は現在の2人から5人に大幅に増え、第一次小泉内閣などと並んで過去最多タイとなります。

自民党の役員人事でも、選対委員長に小渕組織運動本部長をあてるなど、女性活躍をアピールした格好です。

一方で、自民党では麻生副総裁や茂木幹事長らが留任したほか、内閣でも松野官房長官はじめ6人が続投するなど、政権の骨格は維持しました。

なお、岸田政権が目玉政策に掲げ、今回新設される「デジタル行財政改革」の担当大臣は河野デジタル大臣が兼務します。