ノーベル平和賞を受賞したフィリピンのジャーナリスト、マリア・レッサ氏がドゥテルテ前政権時代に嫌疑をかけられた脱税事件について、裁判所は無罪を言い渡しました。

フィリピンの独立系ニュースサイト「ラップラー」の共同創設者でジャーナリストのマリア・レッサ氏は、2016年からのドゥテルテ前政権時代に合わせて5件の脱税の罪で起訴されました。

このうち4件はすでに無罪となっていて、首都マニラの裁判所は12日、残る1件についても無罪判決を言い渡しました。ただ、脱税のほかにも名誉棄損など2件の裁判が続いています。

レッサ氏は、ドゥテルテ前政権下で多くの死者を出した強硬な麻薬取り締まり政策などに批判的な報道を展開し、2021年にノーベル平和賞を受賞しています。