みずほ銀行は専門的なスキルを持つ人材のマッチングサービスを手掛ける「ココナラ」と共同で、新たな会社を設立すると発表しました。

みずほ銀行 宇井昭如リテール・事業法人部門副部門長
「社会課題である人手不足を解消するソリューションとして、EC型スキルマッチングプラットフォームのリーディングカンパニーであるココナラと協働する」

きょう、新会社の設立を発表したのはみずほ銀行と人材マッチングサービスを手掛ける「ココナラ」です。「ココナラ」は、デザインやITなどの専門的なスキルを持つ人材を個人や企業とマッチングするオンラインサービスを展開しています。

新会社では「ココナラ」が行っているサービスを銀行向けにカスタマイズしてみずほの顧客に提供し、顧客は必要としているスキルを持った人材をオンラインで探せるようになります。将来的には銀行の行員やOBを紹介することも検討しているとしています。

「ココナラ」は、新会社を設立することでみずほの持つ顧客基盤やブランドを活用し、法人顧客の獲得を加速させるのが狙いです。

一方、みずほ銀行は人手不足が深刻化する中、人材のマッチングサービスを提供することで「新しい顧客と取引するための付加価値になる」としています。

新会社は来年1月末をめどに設立されます。