■MLB マリナーズ 5ー8 エンゼルス(日本時間12日、Tーモバイル・パーク)

右脇腹を痛めていた大谷翔平(29)が敵地で行われたマリナーズ戦で、8試合ぶりに「2番・DH」でスタメン出場の発表がされたが、試合開始約1時間前に突然、スタメンが取り消された。

急遽、スタメン取り消しについて試合前にF.ネビン監督(52)は「彼はここ(シアトル)に来て、ウォームアップをし、治療を施し、今日は大丈夫だろうという確信があった。ケージで何回かスイングをしてみたが100%の感触ではなかった。彼は私のところに来て今日はダメだと言った」と口にした。

さらに大谷の練習については「彼はケージでスイングした。(ボールを打った)」と話し「まだボールを打った時に痛みが残っている。今日そうなるとは思わなかったが彼がケージに入ってそうなった。彼と話し合うことになる」と今後も様子を見ての起用となりそう。

試合はL.オホッピー(23)の2打席連続ホームランで3対3の同点に追いつくと延長11回に3点を勝ち越し3連勝を飾った。これでエンゼルスは68勝77敗、借金は9、今季残り17試合となった。

本塁打王争いは、現在大谷がア・リーグトップの44本塁打(打率.304、打点95)。リーグ2位(35本)のL.ロバートJr.(26・ホワイトソックス)は、天候不良で試合が中止となり、明日、ダブルヘッダーが行われる。9月はまだ本塁打はなく、大谷と9本差は変わらず。