新潟県 新発田市の神社で10日、子どもの泣き声を競うことで健康と健やかな成長を願う「泣き相撲」が開かれました。
元気よく泣いていますね。子どもの健やかな成長を願う「泣き相撲」です。

まわしを着け、力士に抱えられながら登場する子ども。
「はっけよーい!残った残った!」
新発田市の諏訪神社で10日開催されたのは『一心泣き相撲』です。

生後半年から2歳半の子どもを対象に、泣き声を競うことで健康と健やかな成長を願います。

子どもを抱き上げているのは新大相撲部の皆さん。行司は勝敗はつけません。取組前、大声を上げて泣いていたこちらの子ども。いざ土俵に上がると…
「さぁしっかり泣いてー!】

泣くどころか、満面の笑み!驚かすために鬼の面を用意した行司もお手上げの様子です。

この日は83組の親子が参加しましたが、すぐに泣き出してしまう子からきょとんとした表情で全く動じない子まで様々です。

【母親は】「いい思い出になりました。いい戦いでしたね」

【母親は】「大変なこともいっぱいあると思うんですけど、力強く元気に成長していってもらいたい」

会場は元気な泣き声と、子の成長を願う親の思いに包まれていました。
