ウクライナに対してアメリカが10億ドルの新たな軍事支援を発表したほか、世界各国からも支援の表明が相次ぎました。

アメリカのバイデン大統領は15日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話で会談し、新たにおよそ1330億円の軍事支援を行うことを伝えました。地上発射型対艦ミサイルや追加のりゅう弾砲、暗視装置などが含まれます。

また、ベルギーで開かれた「ウクライナ防衛コンタクトグループ」の会合では、アメリカに加えて、ドイツが多連装ロケットシステムの提供を表明するなど各国から支援の表明が相次ぎました。

会合後、アメリカ軍のミリー統合参謀本部議長は、ウクライナ軍が軍事支援を効果的に使ってロシア軍の戦車などの20%から30%を戦闘不能にしたとして、「大きな成果だ」と強調しました。