海上保安部や消防などが合同で、水難事故を想定した海上での救助訓練を行いました。

この訓練は大雨などの自然災害が多発していることを受けて関係機関の連携を強化しようと、大分海上保安部と中津市消防本部が実施したものです。8日は福岡県内の消防を含め54人が参加し、中津港で潜水訓練などを行いました。港から車が海に転落したことを想定した訓練では車内に取り残された3人を捜索し、発見した後、迅速に救助しました。

(大分海上保安部警備救難課・小楠幸康救難係長)「行方不明の方を早く救助するのが訓練の目的。大雨になると川の氾濫もあり警報が鳴るときには海にも近づかないようにしてほしい」

大分海上保安部と中津市消防本部は今後も同様の訓練を重ね災害に備えることにしています。